夫婦問題・夫婦関係 名古屋

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夫婦問題について特   徴診断テスト
弊    害パ タ ー ン原   因
認める大切さ対   策関 わ り 方
相談のケースQ & A

 

夫婦問題について


夫婦関係や夫婦問題についてはどのような問題があったり、関係性があったりするのでしょうか。夫婦とはいえ他人ですので、理解できない部分や合わない部分などがあるかもしれません。お互いの一個人を尊重し合い、仲良く過ごせることが夫婦にとっては一番いいでしょう。最初は燃え上がって見えていなかったことでもだんだん見えてくることもありますし、最初は印象が悪くてもだんだんといいところが見えてくるという場合もあります。
 

夫婦間でもなれ合ってしまわないこと


夫婦はもともと他人です。親子などの肉親ではないので一歩引いて対応するべき時もあります。親や息子には言えることでも夫や妻には言わないことなどもあります。夫婦になってしまったら、いいところだけを見て、嫌なところには目をつぶろうという意見もあるほどです。しかし、なれ合い夫婦になってしまうと、駄目になっていく危険性もありますので、自分をしっかり持って時には意見をぶつけることも必要になります。夫婦関係には様々な形があります。相手のことを良く見定めたうえで、決められるといいのですが、なんとなく一緒にいるという夫婦もいます。なにバイアスを置くかによっても変わりますが、夫婦で生活するのであれば、笑顔でお互いを信頼した関係でいられることがいいのではないでしょうか。夫婦間の仲の良さというのは子供の成育環境にも大きく影響します。夫婦や家族の仲が悪い家庭で育つと、子供がアダルトチルドレンになる可能性も出てきます。育った環境の違う二人が一つ屋根の下で暮らすのですから、お互いに気を遣う部分なども出てくるでしょう。
 

ダメ夫と献身妻の関係


何であんな人なのに一緒にいるのだろうと感じることはないでしょうか。そういう場合には奥さんが共依存である場合があります。駄目な夫に対しての拒絶感よりも、その夫に尽くしている自分はなんて献身的で良い奥さんなのだという自己満足感があるからです。また育った環境によっても、自信に満ち溢れている人よりもどこか自信なさげでネガティブな人にひかれてしまうという人もいます。母性本能をくすぐられるとよく言いますが、それも度が過ぎると相手の自立心を阻害する可能性もあるので、注意が必要です。世話好きな女性は、男性のお世話を甲斐甲斐しくする人も多く、家事なども奥さんに頼り切りという男性も多いです。最近では、奥さんも働くようになっていますので、家事も分業になり、どちらが主従になることもなく、分担して家事などをしている場合もあります。夫が家事をしないのだと文句を言う奥さんなどがいますが、果たして旦那さんが進んで家事をしてくれるようにもっていくことなどはしているのでしょうか?文句を言っているだけでは変わりません。また相手の家事の仕方などが気に入らず何かにつけて文句を言う人もいます。そういった場合に相手は嫌になってしまい家事などもしてくれない可能性もあります。何か仕事を任せるときには、あまり口うるさく言わずに、相手のやり方に任せるという部分も必要になります。もちろん気になる点があれば言うことはいいのですが、言い方などが問題になるでしょう。
 

モラハラ夫とそれに黙っている妻


モラハラ夫の場合は基本的に相手を馬鹿にすることで自分の自信を保っているようなところがあります。相手を尊重する気持ちがあれば、モラハラをすることなどはないのではないでしょうか。また、モラハラは行うと喧嘩の種にもなりますので、少し思うことがあっても黙っている人なども多いです。それが分からずに何でも思ったことを口にしてしまうのは子供のようなところもあり、一成人男性としては、幼い印象を受けます。女性の場合も相手を馬鹿にするような鬼嫁という存在がいますが、夫婦であっても、お互いを尊敬し、助け合える関係になることが一番いいでしょう。仲が悪い夫婦は子供にも影響が出ますので思い切って別れるというのも方法のひとつです。

 

 

夫婦問題 「特徴」


夫婦関係や夫婦問題の特徴などには、精神的な疾患や外でのストレスなどにおける弊害などもありますが、浮気の問題や仕事をしないなどの問題を抱えている場合もあります。普通に機能していた家庭であっても、旦那さんがうつ病などにかかり、生活が立ち行かなくなり、離婚に至るケースもあります。


お互いに依存しない関係が大切


お互いに助け合うことは大切ですが、依存しあう関係になるのはあまり良くありません。会社でのストレスが原因で会社を休むようになりモラハラを繰り返していた夫に対し、妻が三下り半を突き付けたケースなどもあります。この場合においては、夫は妻に対して、小さい頃の親のような役割を求めたために、奥さんは疲れてしまい、自分の幸せを考えて夫と離婚します。また、このような関係になっても一生懸命頑張ってしまい別れずに尽くし続ける女性もいます。そういった女性は共依存という症状に陥っていますので、この人は私がいないともっと駄目になってしまうと思い、離れられないケースです。相手のことを考えるのであれば、別れることがいいこともあります。離れて暮らすことでお互いに距離感ができて、程よい距離感でいられることもあるでしょう。どうしてあんな人と結婚したのだろう?と思う方には男女ともにボランティア精神が強く、世話好きな人である場合が多いです。それに甘えないように、日々過ごしていくことが必要になるでしょう。


夫婦は信頼できる親友のような存在


夫婦というのは、信頼関係が大切です。友達という言い方をすると誤解があるかもしれませんが、長い人生を生き抜いていく上での戦友でもある存在であり、信頼関係というのは、毎日を過ごしていく上で少しずつ培っていくものであるとも言えます。自分のことをけなし馬鹿にするような相手に対して、信頼感を持つことはできるでしょうか?モラハラの言葉を投げかけてしまうのは相手を軽んじているからではないでしょうか?また自分に自信がないからではないでしょうか?そんな自信のない部分を補ってくれる存在でもあるかもしれませんが、それに甘えるのはあまり良いことではありません。また、相手の状況などもあります。相手が困っているとき本当に助けてほしかったときに、あなたはどんな行動をとったでしょうか?そういった一緒に暮らしてきた上での日々の行動をお互いによく見ているのではないでしょうか。


考え方が違ってくれば、離婚することもある


一昔前であれば、女性の社会進出の機会などは少なく、仕事をもって生活することなども難しかった時代には女性も耐えていたこともあったかもしれませんが、今は女性も仕事を持ち、家事育児も分担して行うことなども珍しくなくなってきました。そんな中で、女性軽視の発言や旦那を軽んじるような発言をしていませんか。夫婦仲が良い家庭では、お互いを褒めて尊敬している夫婦などが多いです。好きという感情だけでなく、そこに信頼という感情も入っているなと感じます。これは浮気問題などにもかかわってきます。自分が大変な時期に浮気をしていた相手をこれからも信頼できるでしょうか?お互いの信頼関係が構築できないのであれば、離婚することも視野に入れるのはおかしなことではありません。自分の人生は自分で決めるものであるので、自分が幸せになるためにどうしたらよいのかをしっかり考える必要があります。もちろん、幸せになるのには、自分勝手な考えではいけません。相手のことも考えた上で一番良い方法を見つけていきましょう。何がお互いにとって一番良いのかを考えることが必要になります。相手にすべて許容してもらうのではなく、一線引いて、相手と自分は違う人間なのだということをしっかり理解することも必要です。夫婦だからと尊大な態度をとるのではなく、相手を尊重して、明るく楽しく毎日過ごせるようにお互いに努力することもいいのではないでしょうか。

 

 

夫婦問題 「弊害」


夫婦関係や夫婦問題があるとどのような弊害があるのでしょうか。一般的には子供に対する悪影響などが考えられます。また、夫や妻が原因で鬱状態に陥るなどの可能性もありますので、注意が必要になってきます。
 

子供が成長してアダルトチルドレンになる可能性


両親の夫婦仲の悪さを子供は敏感に察知します。大人であれば気にしないような場合であっても、子供は純粋で優しい存在であるために、両親に仲良くしてもらいたいたくて、いい子でふるまったり、笑顔を見せてくれるようにひょうきんにふるまったりすることもあるかもしれません。しかし、寂しいとか振り向いてほしいといった感情を抑えて成長していくために、大きくなってから、虚無感や満たされないといったような感覚を持つ場合があります。子供が健全に成長していくためには、両親の仲が良いことや家族みんなが笑顔で過ごせることなどが重要になってきます。子供に健やかに成長してもらうためにも、夫婦仲を見直して、仲良くできるように努力することは必要なことです。合わないと思う部分も多少あるかもしれませんが、相手のいいなと思う部分を数多く見つけて、尊敬できる部分を見つけるのもいいのではないでしょうか。また、男性であれば家事や育児を手伝うというのではなく、自分の仕事ととしてやることも必要になってくるかもしれません。また、女性であれば、その家事に駄目だしせずに忍耐強く見守るといったことも必要になってくるでしょう。夫婦になったからと言ってどちらに甘えるというのではなく、自分の皿は自分で洗い、洗濯物を干したり片づけたりするくらいのことは自分でするようにすると奥さんに負担に思われないでしょう。
 

相手の嫌なところばかりを見てしまうと不満ばかりが溜まる


自分の中でこうあるべきだとか、こうするのが当たり前だといったような考え方が多いとイライラする原因になることも多いです。相手と自分は違うので、自分はこう思うけれど相手は違うかもしれないということを念頭に置いておく必要があります。また、いいところを見つつ、自分の理想と違う部分には目をつぶるというのもいいでしょう。結婚相手は友人や同僚の中の一人と似た感覚と考えるのもいいかもしれません。友人や同僚とはギブアンドテイクの関係になっている場合はないでしょうか。また、何かの困難を二人で乗り越えることでも絆は深まっていきます。相手のことを信頼できなくなるようなことがあったかもしれませんし、自分に余裕がないときもあるでしょう。そんなときでも協力し合えて、話し合い、解決していけることで夫婦の絆は深まっていくのではないでしょうか。夫婦のそれぞれへの態度は子供達も感じることが多いでしょう。夫婦仲が悪く、仮面夫婦の両親を見て育つ子供は、結婚に対して希望が持てずに、婚期が遅くなることや、結婚しないと決めている場合もあります。仲の良い両親を見ることで、自分もあんな家庭が築きたいと思うきっかけになることは多いです。
 

離れて良い関係が続くなら、離れることも改善の手段


離婚したり、離れて暮らすことでお互いに穏やかになれるのであれば、別居したり、離婚して別々の人生を歩んだ方がいい場合もあります。どちらかがどちらかに依存している場合などには、離れることがお互いを治療できる第一歩になる可能性もありますので、自分を押し殺してまで一緒にいる必要はないでしょう。どうしてわかってくれないのだと感じるときもあるかもしれませんが、夫婦は他人ですので、親のように甘えるというのは問題があります。言い方にも気を付ける必要がありますし、親代わりではないことを念頭に置いておきましょう。少し遠慮するくらいでちょうどよい時も多いです。自分の思った通りに動くことはないと思った方がいいでしょう。夫婦とはいえ節度を持った付き合いが必要になってくるでしょう。相手に甘えていると感じることはありませんか?

 

 

夫婦問題 「思考パターン」


夫婦関係や夫婦問題にはどのような思考パターンがあるのでしょうか。コミュニケーション不足の場合、裏切られた経験があり、信頼関係が構築できていない場合、など様々なパターンがあります。
 

子供が四人もいるのに働かない夫。実家の親にお金を工面するように言って来る


できちゃった結婚で結婚してから4人の子供を授かりましたが、旦那さんが会社でのストレスから休職するようになりました。復帰期間になっても、働く様子はなく、奥さんの実家に生活費を工面するように頼むようになり、また家ではモラハラが多くなりました。疲れてしまった奥さんは、離婚を決意し、家から出ていくように旦那さんに言ったという例があります。奥さんの家は比較的裕福でしたが、旦那さんのあまりの変わりように夫婦関係を続けていくことが嫌になった奥さんは離婚調停を申し立てて、離婚に至りました。これは旦那さんが奥さんに甘えてしまい、理性が働かなくなった例でもあります。会社でのストレスなどもあったのかもしれませんが、家での旦那さんの態度から、奥さんは、旦那さんが原因で鬱を発症してしまったケースです。別れたことで、子供が不登校になるなどの一時的な変化はありましたが、別れてからは吹っ切れたのか、明るく毎日を過ごしています。
 

仮面夫婦の家庭、子供もそれに気づいており冷め切った家庭になっている


若い頃の浮気をきっかけにして、夫への信頼感を亡くした妻は、子供が成人するまでは離婚しないことを決めて、夫婦を続けている家庭があります。話すのは業務連絡くらいであとは話をすることはなく、行事ごとなどは夫婦そろって出かけますが、家ではほとんど会話はありません。子供は高校生ですが、家族仲が冷めているのを感じていて、自分が理由で離婚しないことに疑問を感じています。家庭には愛情は感じられず、冷めている様子です。家族団らんの時間などもなく、一緒に出掛けることもありません。母親は息子を溺愛しており、何から何まで世話を焼いています。夫と向き合うことよりも、息子の世話に没頭することで自分を保っていました。
 

女性が幸せだと感じていない家庭は離婚の可能性が高い


結婚生活の中で、幸せを感じているのは、男性よりも女性である方が離婚になる確率は低くなるという結果が出ています。男性が幸せそうにしていても女性が幸せそうでない場合には、離婚のリスクが高まります。夫が幸せか不幸せかということはあまり離婚には関係なく、女性が不幸であると感じている場合には、離婚の危機が増加します。夫よりも自分の方が幸せだと感じる奥さんの場合には結婚生活が長く続く傾向にあります。家庭でもお母さんが機嫌よく楽しそうにしている家庭は幸せな雰囲気に包まれていますし、男性の場合は仕事などもありますので、家庭の比重は女性の方にシフトしているのかもしれません。また家事はどちらかがやるべきものと決めつけている夫婦も離婚の危機が高く、どちらが何をするか分担が明確な夫婦は離婚の危機が低いという結果も出ています。不平等感が出てしまうと上手くいきませんので、この部分の分担は、誰と決めておくことで、喧嘩もなくスムーズに過ごせるかもしれません。どうして私ばっかりが・・・!と思うことが少なくなるように日々の生活を見直してみることもいいでしょう。
 

ありがとう。やおはよう。おやすみ。などのコミュニケーションをとる


あまり一緒にいる時間がない場合には、朝、顔を合わせたときにおはようと言ったり、帰ってきたらお帰りなさいと言ったり、おやすみなさいと言ったり、いつもありがとうと言ったりという小さなコミュニケーションを重ねていくのはいかがでしょうか。メールなどで用件を伝えるときにも、いつもありがとう。体に気を付けて頑張ってね。といったような一言を付け加えると言われた方も少し気持ちに変化があるかもしれません。いきなり話をするのは難しいかもしれませんので、何気ない挨拶から始めてみましょう。

 

 

夫婦問題 「原因」


夫婦関係や夫婦問題の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。どんなことが原因で、夫婦関係は冷めていくのでしょうか。
 

あなたがやって。お前がやれよ。では、ぶつかってしまう


昔は、男性が外で働いて、女性は家庭を守るという風潮がありましたが、今では、女性も働きに出たり、在宅ワークで稼いだりとお金を稼ぐ世の中になっています。そんな中でも、私だって仕事をしているのだからあなたも家事や育児をするべきだ。という目線になってしまう場合には注意が必要です。また、男性の場合も自分が稼いでいるのだからお前が家事をやって当然だ!という目線ではお互いにぶつかってしまうことも多いでしょう。どちらかが王様になってしまうことで、上手くいかなくなることがあります。どちらかがやって当然ということではなく、お互いにここは私、ここは僕、という風に、どちらが何をするかというのを決めておくとよいでしょう。疲れているときには手伝いなどもし、お互いにいたわり合うことが必要なのではないでしょうか。
 

金銭感覚のずれ


浪費家の夫と倹約家の妻、倹約家の夫と浪費家の妻などお金の問題も関わってきます。夫婦の金銭感覚というのは似ている方が上手くいく傾向にあります。妻が10円、20円の節約に励んでいるのに、自分の趣味に大金を使う旦那さんであることや、睡眠時間を削っても残業してきたお金でハイブランドバックを買う奥さんがいると、そこで衝突が起こるでしょう。夫婦で家計をやりくりしていくためにはお互いに相談し、信頼してお金を預けられるような関係になることが必要です。旦那さんが一生懸命働いて稼いできたお金を無駄遣いするようなことはなかなかできないと思いますし、自分の好きなものは自分働いて買うということもいいでしょう。また、旦那さんも奥さんのやりくりを見て自分のお金の使い方を考えることも必要になるかもしれません。
 

お互いに違う人間であることが理解できない


20年~30年の間、違う環境で生きてきた二人ですので、暮らし始めるとこんなことが気になる、あんなことが気になるといった点が出てきます。そういう場合でも逐一相手に気に入らないことを言っているとどうなるでしょうか。衝突するのではないでしょうか。許せる程度の気になることであれば、見て見ぬふりをするのがいいでしょう。ただし、「生理的に無理!」という振る舞いや言葉は早い段階で相手に告げて、理解してもらうことが必要になってきます。相手がキレルと分かっていることをあえて言ってしまうと、大げんかになってしまう可能性が極めて高くなります。言ってもしょうがないことは言わないで他に解決策を見出すことも必要です。お金のことが気になるのであれば、自分も働きに出るとか、生理的なことが気になり、言っても治らなければ自分がその場を離れるなどのことも必要になります。
 

夫婦だからと甘えが出てしまう


婚姻届けを一枚出すことで、気持ちが少し変わることがあります。結婚するということを通して安心感を得ます。そのときに、同時に相手への所有感を得ることになり、相手への甘えが出ることがあります。自分の奥さん旦那さんだから、結婚記念日を忘れても、子供とキャンプに行く約束をすっぽかしても、食器を二日間洗わなくても、言い訳することで許してもらえるという甘えが出てくることもあります。夫婦だから遠慮せずに甘えてもいいと思ってしまい、その甘えがどちらかの負担になり積み重なっていく場合もあります。小さな甘えがどんどん肥大化してわがままに変わっていくと夫婦仲はこじれていきます。相手におんぶにだっことなっていないでしょうか。ここは自分で頑張るのだという意識を持つことが必要です。
 

相手の自尊心を傷つける


相手が誇りに思っていることや自信があること、だれにも負けたくないと思っていることに対し、言葉で傷つけてしまうことは大きなダメージにつながります。男性の場合には、給与や昇進についてけなされることなどを嫌がります。また、女性は容姿や性的なコンプレックスなどを指摘されることを嫌がる傾向にあります。また、「対して稼げない仕事をするよりも、しないほうがましだ」といったような価値観の押し付けが行われることも女性のプライドを傷つけます。また、男女に共通するのは、相手の実家への不満やけなすことなどは、トラブルの元です。

 

 

夫婦問題 「認める大切さ」


夫婦関係に亀裂が生じることや、夫婦問題に発展した場合には、その現実を直視したくない場合もあるかもしれませんが、お互いに歩み寄ることで解決の方向に行く場合もありますので、問題点などをきちんと話し合い打開策を見つけていきましょう。


相手をねぎらう、「ありがとう」と告げる事


いつも家族のために働いてくれている旦那さんに対して「ありがとう」と告げる事やいつも体のことを考えて食事を作り、子供を育ててくれている奥さんに対して「ありがとう」と告げることなど、当たり前と思っていることなどに「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることで、よりコミュニケーションが深まるのではないでしょうか。旦那さんがいなくて寂しい、一人で子育てをしていて大変だなどの感情が沸き起こってくるかもしれませんが、きちんと働いて生活費を入れてくれているというのはそれだけでも、家族のことを思っている証になります。そのことをきちんと理解して、「ありがとう」と告げてみるのもいいでしょう。また、旦那さんの立場でも、やってもらって当たり前ではなく、いつも自分の健康を考えてくれて「ありがとう」といったように奥さんに感謝することも必要になってきます。お互いにやっていることは当たり前のことではなく、感謝するに値することだということを考えるといいのではないでしょうか。


相手と感情的にならずに話し合うこと


どうしても解決しない問題などは、話し合うことが必要になりますが、その際には感情的にならないことが必要です。違う価値観を持つ人が一緒に暮らしているわけですから、自分が気に入らないと思うことでも受け入れるときもあるかもしれません。しかし、その際にもきちんと自分の意見は言いましょう。自分勝手にならずに相手のことを考える姿勢を身に付けると変わるのではないでしょうか。愛情表現の仕方も人それぞれ違いますし、旦那さんが愛しているや好きだということを言ってくれないという場合でも、きちんと働いて生活費を入れてくれる旦那さんはそれだけで、十分家族を愛していると言えます。そこを、稼ぎが少ないとか、甲斐性なしだとののしってしまうのは相手の自尊心を大きく傷つけてしまいますので、トラブルのもとになります。稼ぎが少ないとののしるのではなく、ねぎらいの言葉をかけて、自分に余裕があれば働きに出るのもいいでしょう。


一時の感情は冷めるものである


好きだとか、愛しているという一時的な燃え上がるような感情は最初の内だけかもしれません。しかし、日々一緒に過ごすうえで、相手の良いところや信頼できるポイントなどが見えてくると、最初の好きだという感情とはまた別の感情が湧き上がってくるかもしれません。もちろん、逆もあり、すごくいい人だと思っていたけれど、案外そうでもなかったという点も見えてくるかもしれません。そんな場合でも、相手を自分の意のままにコントロールしようとするのは無理があります。相手のびっくりするような面が見えても、自分の中で許容できる範囲であれば、許容している人などを見ると、愛情が深いなぁと感じることも多いです。夫や妻とはこうあるべきなのだという自分の理想を押し付けるのではなく、相手の特徴や性格によって、自分の行動を変えるという方法もあります。イライラするよりも別に方法を見つけることでイライラしないで済む方法もあります。料理が苦手な奥さんであれば、自分で料理をすることもいいですし、外食でもいいかもしれません。家庭とはこういうもので妻とはこうあるべきだ!という理想があるとそれに合わないとイライラすることもあるでしょう。お互いが自由にできても一緒にいるという環境だと心地よいのではないでしょうか。子育てなどは二人ですることが基本です。仕事で忙しい場合でも参加するのが普通です。子供は二人のものなのだから、二人で育てていくという考えが必要になるのではないでしょうか。

 

 

夫婦問題 「克服への対策」


夫婦問題や夫婦関係を改善するにはどのような対策を取るといいのでしょうか。夫婦関係が冷え込んでしまう原因のひとつにはコミュニケーション不足があると思いますので、相手をねぎらったり、思いやりの言葉をかけたりすることが大切です。


何気ない会話からコミュニケーションをとる


何も聞かされていない段階で、仕事が忙しくて・・・。と言われてしまうとそんなんだ・・・。と思いつつも寂しくなってしまうこともあるかと思います。そんなときには、会社での状況なども家族に話しておくといいのではないでしょうか。毎日愚痴を聞かされるのは辛いですので、今月は忙しくて、とか年末は少し忙しくなるかもしれないといったこともそれとなく伝えておくと、え?っとならずに済むかもしれません。また、仕事で忙しい場合でも、しっかり家族のことを考えて、家族でどこかへ出かけたり、みんなで食事をするなどの団らんは忘れないようにしましょう。家族そろってなにかを楽しむということは子供にとってもいいですし、夫婦の絆を強める思い出にもなります。仕事で忙しい場合でも、奥さんや家族のことを考えていることをきちんと態度で示しておく必要があります。


生活パターンを合わせて、会話をする時間を増やそう


生活パターンが合わない場合には、朝のおはようでもいいので、少しでも会話をする時間を増やしましょう。一緒にいる時間が少なくなってしまうとそれだけでも、気持ちが冷めてしまうことがあります。忙しい中でもお互いにお互いを思いやって、メールやLINEをしてみるなど、相手を気にしているよ。ということを伝えるといいのではないでしょうか。また、子供のことなども、奥さんに任せきりということにならないように、PTAの役員などは自ら進んでやってみることや、子育てに積極的に関わっていくといいでしょう。子供のことしか話さないという場合もあるかもしれませんが、子供のことを話すのも大切なことです。子育ては二人でするものであるので、子育てをしっかり行うために二人で協力していきましょう。意見がぶつかることもあるかもしれませんが、相手を攻撃するのではなく、お互いの価値観を尊重して、話し合っていきましょう。


相手を下に見ないこと


夫婦生活においては相手が下だとか、自分が上だとか思ってしまうと上手くいきません。夫婦は対等であるということを頭において、相手を尊重するようにしましょう。相手が何か言うことにもばかにするのではなく、そういう考え方なのだなということを理解することも必要になります。自分が常に正しいと考えてしまうことは危険かもしれません。お互いに違う価値観を持った二人が一緒にいるのですから、その価値観を否定することなく、相手をねぎらって、相手を尊重できるといいでしょう。相手が困っていたら手伝うということも必要です。辛い時に助けてもらったという思いは、忘れないものです。また、逆に辛い時に手伝ってくれなかったという思いも恨みになりますので、注意が必要です。自分の行動が相手からの信頼にもつながりますので、相手から信頼を得られるような行動をとるといいでしょう。


依存しすぎず、お互いに助け合うこと


依存しすぎてお互いになれ合ってしまうのではなく、お互いに助け合って日々を過ごしていくとより信頼関係が深まるのではないでしょうか。それぞれやることもありますので、お互いの大変さを理解してねぎらえるようになれば、自分の気持ちを理解してくれていると考えられるようになるかもしれません。相手が冷たくなってしまうのには自分にも原因があるかもしれません。相手を大切に思っている場合には、負担にならないように自ら頑張ろうという気になるものです。相手の気持ちは自分の行動によっても変わると思いますので、お互いに助け合えるような関係になれるといいでしょう。何事もよく相談して決めるようにしましょう。

 

 

夫婦問題 「関わり方」


夫婦関係や夫婦問題にはどのように関わっていくといいのでしょうか。第三者を挟んでのケースも見受けられます。お互いにお互いが甘えてしまっていないかを確認し、夫婦仲が良くなるように工夫していくことが必要です。


相手のことは褒めておだてて位がちょうどいい


相手のことを冗談でもけなしたりする場合があり、日本の男性にはうちの愚妻がなどという謙遜した言い方がありますが、これはあまり良くないでしょう。誰かを褒めて、自分の奥さんや旦那さんをけなすというのは、一つの傲慢な考え方です。悪いところをけなすのではなく、いいところを褒めましょう。悪いところには目をつぶり、自分がカバーできるようになればベストです。稼ぎが悪いことが気になるのであれば、自分も働きましょう。文句を言ってもお金は降ってきません。奥さんの料理が気に入らないのであれば、こうして欲しいという点をお願いしましょう。間違っても、ご飯がおいしくなくて食べる気がしないなどと言うと、じゃあ自分で作れば?となり、喧嘩になるでしょう。相手がその言葉をかけられたらどう思うかということをよく考えて発言するようにしましょう。相手が気にしていることをズバリ指摘されるのは自尊心が傷つくことにつながります。相手の悪いところばかり気になる場合には、仲が悪くなってきているのかも知れません。


相手が好きだけれど、つい憎まれ口をたたいてしまう


相手が好きでかまってほしいがために、ひどいことを言ってしまうという場合もあるようです。自分に気持ちがいっていないというのは態度でもわかりますので、きちんと話し合う必要が出てくるかもしれません。相手が良くやっていると思う場合には、それをきちんと理解していることを伝えましょう。それが当たり前な場合がほとんどなのですが、それでも当たり前だと思わずに、すごいね!がんばっているよ!と褒めるといいでしょう。相手がしないことに対して誰かに文句を言い、末期症状になっている場合もあります。旦那さんと一緒にいるだけで体調が悪くなるといった例もありますので、そういう場合には離婚することも考えた方がいいかもしれません。相手が逆上しないように注意する必要もありますが、相手の悪いところしか見えなくなっている場合には、離れるのも一つの方法です。


修復の余地があるのであれば、誰かにアドバイスをもらうのも良い


夫婦関係を修復したいと思うのであれば、夫婦仲を修復するための方法をとることが大切です。自分が変わることで相手が変わることもあります。自分が何も変わらないのに、相手にだけ求めるというのは相手も動かないかもしれません。まずは、相手の良いところを見ることや、言葉に出さなくても相手が頑張っている様子を認めてあげることから始めるといいのではないでしょうか。しっかり家族のために働いているというのはそれだけでも大きな愛情です。しかし、だからと言ってなにからなにまで言うことを聞く必要はありません。働いているということを当たり前のようにしている人もいれば、働いてやっているのだぞ!という態度の人もいます。仕事に対するモチベーションなども人それぞれ違いますので何とも言えませんが、相手を認めてあげることは夫婦関係を良好に続けていく上では重要なのではないかと思います。旦那さんもしくは奥さんがしていることを自分に当てはめてみると結構すごいことをしているなぁと感じることなどはないでしょうか。いざ自分がそれをしようとしたときには結構大変だというようなことはないでしょうか。そういった点など、相手を褒めるようにするといいのではないでしょうか。相手に興味をもって、相手のしてくれることを当たり前だと思わずに、感謝する気持ちをもって、それをきちんと伝えることが必要になります。夫婦は他人なので、きちんと言葉に出さないと分からないことも多いです。相手のことは褒めて感謝するくらいがいいでしょう。

 

 

夫婦問題 「相談のケース」


夫婦関係が20年になる夫婦。妻はきちんとやってくれているが、夫婦関係などは拒否されており、自分は仲良くしたいがそんな気はないと言われてしまう。家族とも上手くやっていきたいが、妻に拒否される理由が分からず、寂しい思いをしている。新婚の頃のように仲良くしたいがどうすればよいか。


20年の夫婦関係の中で奥様も思うところがあり現在の行動に至っていることが考えられます。家事や育児など奥様任せになっていたということで、奥様のやり方もありますし、いざ手伝おうと思っても邪魔しないでほしいという感覚があるのかもしれません。いざ関係を修復しようと思っても無理な場合もあります。まずは、奥様の気持ちを尊重し、自分がこうして欲しいという思いではなく、相手がどのように感じて行動するかということを大切になさるといいのではないでしょうか。相手があなたの愛情に気づけばまた振り向いてくれる可能性もありますが、20年の中で蓄積した思いなどは奥様の中で強固になっている場合があります。今一度、自分の気持ちや価値観を奥様に押し付けていないかを考えてみてください。


30代の夫婦です。お互いに働いているので、金銭的なことはお互いで管理してきましたが、どちらも貯金が少なく、家を建てたいと思っていましたが、なかなか難しいです。金銭管理などをきちんと行うように管理していきたいのですが、どのように切り出したらいいでしょうか。


お互いに働いている場合には、財布が別というケースも多くなっています。そこで、二人で共通の口座を作りそこに貯金をしていくというのはいかがでしょうか?あまり、どちらかが管理するとなると不平等感が出る場合がありますので、注意が必要ですが、金銭管理の得意な方が管理すると上手くいくことが多いです。また、高い買い物をするときなどはきちんと相談するようにしましょう。そんなこと聞いていなかったという信頼関係が壊れてしまうことが危険ですので、きちんと貯金をして、定期的に見直すなどの行動をとるのはいかがでしょうか。


夫が最近冷たいです。私は仲良くしたいのですが、疲れているからと相手にしてくれません。寂しさのあまり浮気をしたいと思うようになってしまいました。夫は私のことが嫌いになってしまったのでしょうか。


旦那さんも奥様のことを考えつつも、他にすることなども多く精神的にいっぱいいっぱいである可能性があります。ここは旦那さんと話し合って、気持ちを確認しましょう。仕事などが忙しいのかもしれませんし、疲れているのかもしれません。奥様も自分の生活を充実させることに時間を使って、旦那さんとは程よく距離を取るのもいいでしょう。仲良くしないということではなく、自分の時間も大切にしましょう。また、子供さんがいるのであれば家族三人で出かけてみるなど、コミュニケーションをとることもいいでしょう。浮気をするのは旦那さんの信頼を裏切る行為になってしまいますので、一度旦那さんとよく話し合いをしてみてください。自分も寂しいのだということを相手に伝えて、旦那さんの話を聞いてみるようにしましょう。


夫婦の会話がありません。子供がいるので子供の話はしますが、すれ違いの生活をしており、子供が巣立ったら離婚しようかと思っています。好きや嫌いという感情もあまりなく、同居人という感じです。


お互いがお互いに興味をもってコミュニケーションが取れるように、朝の挨拶などから始めてみるのもいいでしょう。会話がしたいと思うのであれば、まだ修復の余地がありますので、お互いを知るためにも会話の数を増やしていけるように、相手に興味を持ってはいかがでしょうか。自分が相手とかかわりを持とうとすることで相手も変わってくれる可能性もあります。子供のことを話すということですので、子供のことをきっかけに相手の考え方などにも興味を持てるようになるといいでしょう。ベタベタした関係でなくても、相手を信頼できるようになるといいですね。

 

 

夫婦問題 「Q&A」



夫婦仲よくやってきたいと思っています。コツはありますか?どんなことに気を付けて生活していくといいでしょうか。

 

相手をねぎらって敬う姿勢が必要になってきます。相手の行動を認めて、お互いに信頼し合える関係になることがいいでしょう。信頼はすぐに構築できるものでないので、日々の生活を通して少しずつ芽生えていくものでもあります。最初は好きだ・愛しているという燃え上がるような感情かもしれませんが、一緒に生活していくうちに、それはもっと静かな一見退屈なものになるかもしれません。何も言わなくなることもあるでしょう。しかし、家族の為に頑張っている姿を認め、自分もそれをねぎらえるように行動できれば、相手も理解してくれることも多いのではないでしょうか。相手の価値観に合わせることがすべてでもありません。自分の幸せを考えて、自分の意見もしっかり持ったうえで、お互いを尊重していきましょう。

 
 


すれ違いの生活が多くなり、一緒にいられる時間が減ってきました。少し一緒にいる時間を作って、コミュニケーションを取りたいのですが、相手はあまり乗り気ではないようです。どうすればいいでしょうか。

 

相手にコミュニケーションを取りたいのだということをアピールするといいでしょう。ただ、相手のペースを乱さないように、相手に合わせていくことも必要です。一緒にいる時間が少なくなっても、いつも相手のことを気にかけていることをきちんと表現し、デートしてみない?といった感じで誘うのもいいかもしれません。もし、すれ違いが続いて、コミュニケーション不足になっている場合には、まずは何気ない会話から始めてみるのもいいでしょう。たわいもない話をすることでも心がほぐれていくこともあります。

 
 


夫が働かなくなってしまいました。仕事上のストレスで鬱になったのですが、仕事をする気はないようで、生活費も入れてくれません。家でも意味不明の行動をとるようになり困惑しています。私がいないとあの人は駄目になってしまうでしょうか。主人は私に対してお前には感謝の気持ちが足りないと言います。しかし、彼の今の行動を見ていると感謝すべき点が見つかりません。一緒にいるとこちらも体調不良になるので、別れたいと思っています。

 

旦那さんにもなんらかのストレスがあり疲れているのかもしれません。しかし、あなたが犠牲になる必要はないですので、旦那さんに見切りをつけるのもいいかもしれません。旦那さんはあなたに甘えているのかもしれません。しかし、働かないことを責める言い方をしても状態は好転しませんので、様子を見てください。離婚されるのであれば、きちんと準備をしてください。旦那さんはストレスで鬱を発症されたということですので、きちんと治療を行う必要があります。奥様も大変だとは思いますが、様子を見つつ穏便に進められるように手続きをなさってください。

 
 


夫婦関係は悪くないと思うのですが、周りのような恋人のような関係とも少し違います。どこか他人行儀なところもあり、旦那さんにはもっといい人がいるのではないかと考えてしまうこともあります。おかしいでしょうか?

 

夫婦関係にはいろいろな形がありますので、周りと一緒でないからと言って、考え込んだりする必要はないのではないでしょうか。お互いが信頼し合い、安心してほっとできるような空間であるのであれば、他のカップルと違う形であっても、仲良くやっていけると考えます。喧嘩するほど仲がいいというカップルもありますが、そうでないカップルも多いですので、お互いに尊重し合える関係でいることは大切ではないでしょうか。それぞれの性格もありますので、一概にこうでないといけないということはありません。そんな素晴らしい人に出会えたことに感謝しつつ、その気持ちをきちんと相手に伝えられるといいでしょう。これからも仲良く過ごせるように毎日努力されてください。