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回避性人格障害 相談のケース

 

回避性人格障害 相談のケース


A子さん(40歳)は、お母さんと、とても仲良しでした。
お母さんは周りから娘を、「良いお嬢さん」と言って貰いたい。
そして幸せな結婚をして欲しいと、A子さんを厳格に育てました。

 

子供の頃より、習い事、服、学校、仲良くする友達に至るまで、何でもお母さんが選んで決めてくれました。
 

母親に従順である限り、お母さんからは叱られることがないので、いつも良い子でいようと心掛けていました。
 

たまにA子さんも自分の意見を言うのですが、聞き入れてもらえなかったり、褒めてもらえずガッカリしたり、時には小馬鹿にされ恥ずかしい思いをし、結局何をしても自分に自信が持てず、自分で判断することをやめ、益々母親を頼りにするようになりました。
 

いつしか社会に出ても、わずかな失敗を恐れ、少しのミスをしても自分はダメだと思ったり、人から注意を受けたり叱られたことも、全員が自分に対してダメな人と過剰に大きく捉え、常に不安と同居し疲れてしまい仕事も長く続きません。
 

お母さんの期待通りの相手を見つけ結婚をしたいと望みましたが、自分の好みで相手を決めることよりも、親が気に入るかどうかとの思いがいつも頭の中に有りました。
母親との世界が濃厚過ぎ、外での人間関係も希薄なため、男性とどう振る舞って良いのか分からない上に、自分に自信が持てず、交際も思うようにいかず現在も独身のままです。

 

母親の描いた理想に応えられない自分を、無価値なものと捉え、無気力になり 体調も崩れ、度々家に引きこもることもありました。
 

A子さんの場合 母親の過干渉の結果、自分に自信を持てず 無用な不安感や恐怖感に怯える現状を認めることから始めました。
 

幼少期からの家庭環境を整理整頓し、母親主役の脇役人生から、A子さん自身が主役の人生への意識改革を進めることにより、唯一無二の存在であることを確信出来るよう考え方の改善をすることが出来ました。
 

現在は親子共依存からも脱却し、精神的にも具体的にも完全に独立し、優位との人間関係にも積極的に取り組むことが出来、自分の価値観での生活を大いに楽しむようになり回避性人格障害の克服を成し遂げました。